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学びの効果を高める工夫

学び : 2025年03月11日(火)

セイガルニック効果
「ツァイガルニク効果」という心理学用語があります。

完全のものよりも、 不完全なものの方が、 達成できた事柄よりも、 達成できなかった事柄や中断している事柄の方が 記憶に残るという法則。

普通の、完全な○よりも、 その一部が欠けた(視力検査のような)マルの方が 記憶に残るというもの同じです。

正確に言うと、 リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者 ブリューマ・ゼイガルニク(Bluma Wulfovna Zeigarnik ) 「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」 との事実を実験的に示しました。 だから、「セイガルニック効果」とも呼ばれます。 (これは発音の問題)

通勤途中の電車の中で勉強の途中、目的地に到着。なんだかもやもやしてしまいます。その後、気になって昼休み時間などで続きを読んだ時など、しっかり記憶に残っていたことはありませんか。

これを意図的につくりだすことで学習効果を高めましょう。

1)勉強を中断する。
勉強を「キリのいいところ」まで終わらせるのではなく、「少し中途半端なところで止める」と、脳がその続きを気にし続け、記憶に定着しやすくなります。(例:問題集を解くとき、最後の問題を残して中断する。)

2)寝る前に中途半端な状態で勉強を終える
長時間一気に勉強すると、完了感が出てしまい記憶が薄れやすくなりますので、短時間ごとに区切り、未完了のまま次の時間に持ち越すと、記憶が定着しやすくなります。(例: 25分勉強 ➝ 5分休憩)

3)途中で敢えて疑問を残しておく
学習の途中で「わからないこと」「気になること」を意図的に残しておく(例:教科書を読んで、あえて解説を最後まで読まずに考える時間を作る。)

4)ストーリー形式の勉強
小説やドラマが途中で終わると続きが気になるのと同じように、ストーリー形式の教材や歴史の流れを途中で止めることで、次の学習がスムーズになります。(例:歴史の出来事を「この後どうなる?」と途中で止める)