所蔵する宮崎県地域づくりネットワーク協議会の研修が令和6年2月25日(日)に都城市でありました。企画・運営は、都城ブロックのメンバー。
プログラムは、道の駅「都城」の視察、その後、会場を都城市立図書館にて、有眼会社観音池ポークの代表取締役馬場社長のお話。その後、お酒と肉を堪能するイベント、以上の3つです。
経営的な視点と地域づくりの支援の両面から、さまざまな知識を得ました。その内容を紹介したいと思います。
(4つの学び)
・事業の目的を共有するには、わかりやすい方がいい。内容も表現も、ビジュアライズされた資料が配付され、直感的でわかりやすいと感じました。老若男女、さまざまな方が見てもわかりやすい資料は、理解の広がりや深さに通じると感じました。
・事業の新しいヒントは、情報の垣根のない地域づくり(地域経営)が参考になること。経営に関するヒントやアイデアは、さまざまなところにある。垣根をつくらないことが、大切なのだと改めて実感しました。
・理想あるところにには、必ず人がいる。その人は志をもった人の引力で、更に人が活性化するのだと考えました。
・既存のアイデアを具現化し、時流にのる必要性(例えば、エンターテインメント性)や人を惹きつける魅力があること、それは、5感に訴える力(視覚 、 聴覚 、 触覚 、 味覚 、 嗅覚)+予感、など。
運営に関しては以下のコンセプトがあるとのこと。
2つの役割り(人の循環と集客の最大化)
3つのR:つながり、関係構築、評判形成
そして、5つの役割を持たせており、アミューズメント性の高い店舗だと感じました。
・直売所
・ショッピングモール
・観光地の目的地
・地域のコミュニティ(遠足、文化事業)
・地域資源のゲートウェイハブ
(上記は肉ガチャ、1,000円と2,000円の2種類あり、5回に1回大当たりがあるとのこと)
一方、宮崎県ではこの道の駅のみが防災拠点道の駅とされているとのこと。よって、女性用トイレが、男性の2倍の22個。備蓄は、200人×3日分、自家発電(1週間)、非常用トイレも別途ありました。
上記は、焼酎バー。都城は、焼酎と肉が特に有名です。
お店では、お肉も沢山あり、ハンバーグは宮崎牛100%のハンバーグをアツアツの石焼き鍋で提供。客席でオリジナルソースをかけると「ジュワッ」という音とともに香りが広がるライブ感あふれる一品!また、ミンチカツも絶品です。
観音池ポーク、馬場社長のお話。
・ピンチはチャンス(3つの危機を乗り越えた)
始めは、大阪への出荷で2頭から、現在は8000頭まで増えていること。
商売を知らないまま起業し、苦労したこと。
水害による被害で大きなダメージ。一時は、辞めようと思ったこともあったとのこと。
・研究を積み重ねる、味を追い求める姿勢
地道な努力が必要
・連携する、協働する
人と人のつながり(生産+加工)など、多くの人と連携して事業を進めること
・女性や子ども、多様な人達の力を集結させる
次世代への継承