4月19日の毎日新聞に掲載されていた会社。一体どんな会社でしょうか?
実は、この会社は退職代行サービスの会社。運営する東京都大田区の「アルバトロス」が管理している。記事によると、モームリは弁護士の監修を受けてサービスを提供しており、依頼主の雇用形態が正社員や契約社員の場合は2万2000円、アルバイトの場合は1万2000円で引き受けている。2022年3月にスタートし、総依頼件数はこの2年で8000件を超えたとのこと。
また、新卒者の依頼は12日間で80件とのこと。なんとも、人生の大切なスタートを台無しにした方がこんなに多くいるということは、全国的にみると相当な数に上るだろう。もちろん、会社の一方的な理由ではないにせよ。新たに就職活動を続けるということのエネルギーや新たなチャンスを掴み取るための時間など、大きな問題だと感じる。
この「モームリ」というサービスのネーミングも言い得て妙であり、思わず吹き出しそうになった。もう・・無理、頑張ったけど限界だとの声が聞こえてきそうである。
世の中、働き方改革や働きやすい職場づくりと言われているなか、未だに早期離職者が多いということは問題の根深さを感じるところ。働く方も働いてもらう企業や団体も、更なる意識変革が必要ではないだろうか。
以下はYouTube紹介ページ。