私が所属する社団法人日本産業カウンセラー協会では毎年の勤労感謝の日に、「産業カウンセラーの日 無料公開講座」を開催しています。本年も行事準備をおこなうため、8月10日に9名の会員でプロジェクト会議を立ち上げました。
会議では、会員の交流促進と県民に産業カウンセラーの役割を知ってもらうことを目的としました。その後、月に2回のオンライン会議にて打ち合わせを行いました。
11月23日(勤労感謝の日)の開会式後、オンラインと対面でのパネルディスカッションを実施しました。テーマは「学びを生かすとは何か」で、4名の会員が経験談や学びの重要性について話し、参加者からの質問にも答えました。
午後1時からは3つのテーマ別分科会を開催。第一分科会ではChatGPTを用いた発達障害者支援の事例、第二分科会では組織への介入や支援の事例、第三分科会では産業カウンセラーとしてのキャリア支援について話し合いました。
イベントの締めくくりとして、参加者による交流会を開催し、産業カウンセラーやキャリアコンサルタント養成講座、シニア産業カウンセラー育成講座の説明会も実施しました。
参加者からのアンケートでは、「パネラーの経験や実績や信念、価値観などに触れて、人間性が高まっていくことが、学びを活かすことにつながると感じた」、「新しい知識や出会いがあり、大変よいものを会得できました」、「自分らしく働き方を見つめ直す、いい勤労感謝の日となりました」などの声が寄せられました。ご参加いただいた皆さま、およびパネラー、発題者の皆さまに心より感謝申し上げます。