杉本深由紀さんの詩集「いつだってスタートライン」の中から、一編を紹介します。
ようい どん
なにかをしようとして
もう おそすぎると思ったときには
こころの中で 言ってみる
―ようい どん
自分で じぶんに
声をかけさえすれば
いつだって スタートライン
(詩:杉本 深由紀)
とあるイベントで知り合った民謡の先生、91歳のツネさん(農業に従事)は、「最近の若いものは荷物を持ちたがらない」と話してくださいました。そこで私は「ツネさん、若い人っていくつ位の人」と聞くと、こう答えてくれました。
「昨年9月に地区で旅行に行った際、70歳代の人すぐ疲れてしまった、80歳代や私たちの方が元気だったと」と話してくださいました。
ツネさんの年代からみると還暦を迎える私は若造もいいところ。その時、年齢を言い訳にすることはやめようと思いました。
やる気になったときがスタートライン。すべては自分が決めることだと思います。