映画では、3人の絵師「葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲齋写楽」と、その3人を世に出した希代の版元・蔦屋重三郎。一方、北斎の盟友の柳亭種彦それぞれの生き方が交差する。
映画,comの特集にて以下の文章があり、こころに響いたので紹介したい。
喜多川歌麿(玉木宏)や東洲斎写楽(浦上晟周)といった同時代のライバルたちと比べて、自分自身のモチーフを見つけられず、後れを取っていた若き北斎。何度も挫折し、身を焼かれるような屈辱を味わいつつも、彼は筆を置かなかった。北斎の「継続力」こそ、彼を頂点に押し上げた原動力なのだ。努力を努力と思わない、圧倒的な「飢え」を持てるかどうかで、その後の人生が決まる。インスタントな結果ばかりを重視しがちな現代、本質に立ち返るきっかけをくれる。」
見応えのある作品だった。特に、生き様、登場人物の苦悩。自分に引き寄せて考えることができた。
ご興味のある方は、映画『HOKUSAI』特別番組【今だから葛飾北斎に学べスペシャル】をご覧ください。
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