起業して1年半。過去のブログから、起業するきっかけとなった記事を紹介したい。
2012年、産業カウンセラーの資格取得に取り組むことを決意した。理由は、働く人の支援の仕事をしたいと思ったからだ。
それは、これまでの活動を理論的に学び直すために、ある講座を受講した時のことである。人の話を聴くこと、心の声を引き出すことの大切を学び、同時に自分のスキルや経験を活かした活動がしたいと考え、働く40代50代の人達がこれからの人生をイキイキと過ごすための支援に関わりたいと思った。
そのきっかけは40代後半、自身の挫折から立ち直る過程で得たものだ。40代半ばまで馬車馬のように働いてきたが、気付いてみると、いくつかの大切なものを犠牲にしてなりたっていることを知った。何とも言えない喪失感だった。
悩み抜いた末、3つのことを実行することにした。それは、毎朝1時間を学びの時間にあてること、自分を意識して磨くこと、自分らしく生きること。それから5年、頑張った甲斐があり人生が好転した。
現在の40代50代は、仕事や子育てで時間もゆとりも少ない世代ではあるが、人生の折り返しにいる世代でもある。だからこそ、後半の人生を学習によってよりよく生きていくためのスキルアップを図り、その力が各人の幸せにつながる、そしてその力を持ち寄り連携していくことで豊かな社会づくりが実現できる信じている。
そしてその夢を実現するために、どんなアプローチができるのか。いろんなことを考えた。例えば、セミナーの企画する、話ができるジョブカフェの開催などだ。自分にしかできない支援があるのではと考える。