新聞記事は、伝えてくれる。昨日までの世界の出来事。経済や地域紛争・・・。この地球に生きる人たちの織りなす物語。たった一日で世界を駆け抜ける情報。文明の力って、凄いものだと改めて感じる。
新聞は、記者やデスク、通信者からの情報、そして一般読者からの情報、広告会社からのデータ。さまざまな情報が見やすく紙面にレイアウトされ、印刷される。できあがった新聞は高速道路を通り販売店でまとめられ、ちらしなどを折込み、そして人の手によって配達される。
私が以前ちらしづくりの仕事に携わっていた。1枚のちらしを製作するのに関わる人たちは、発注者・商品提供メーカーと印刷会社、紙のメーカー、印刷機、印刷関連機器などの思いつくだけでも指が足りない。そう考えると、携わる方と家族や関係者など、ひとつの仕事に関わる人達の数は、天文学的と言えるだろう。多くの人の手を経たありがたい情報でもある。
朝の冷たい空気の中で、最終ページまで目を通しながら、こころに「ピッピット」ときたものをストック。これは、ある意味「宝探し」。そう感じるのは、ときどき見落とした記事・情報があったりするからだ。
しばらく記事を寝かして(時の判断に委ねる)、必要な情報だけをマーカーでチェック。iPhotoで撮影。記事をデータ化、キーワードで検索できるよう加工し、保存。
これらの苦労のわりに使えるのは数パーセント。だが、この情報のお陰でセミナーでの補足情報、事例の提供で受講者に喜んでもらえた時は、報われる。一方、この情報から自分自身も元気をもらっているように思う。