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魅力いっぱいの地域づくりへ

青島神社 長友宮司にお話を伺うの巻

近況報告 : 2023年02月05日(日)

令和5年1月15日 日曜日、当ブロックのコーディネーター長谷川さん、松元さんとともに、青島地区のまちづくりを学ぶため、青島神社の長友宮司へと取材に伺いました。

青島神社の長友宮司

青島の地域づくりへの関わりは、平成16年、青島地区を観光視点で見直すという審議会委員に選任されたことから始まった。委員会では、年4回~5回同地区の活性化の基本計画を約12年間にわたり推進した。スタート時の行政が計画案を準備したが、委員の反対で「地に足のついた活動をしよう」と、地域独自の新たな道を模索することとなったとのエピソードも聞かせていただいた。

地区での活動は、ごみ拾いからスタート。キャンドルナイトなど多数のイベントも実施するなどの取り組みをした。その後、大手広告代理店によるまちづくりが始まったが、途中で、「コーヒー」「助成金」による街づくりから脱却しなければ、街はよくならないと気付いた。

青島ビーチパーク

      (青島ビーチより、青島を望む)

民間手法を取り入れ、若者のスタートアップの場所として場の提供をすることで、サーフィン移住などによる若者の流入が増えてきた。青島ビーチパークなど、さまざまな地域づくりが進んできた。

今後は、教育によるまちづくりに力を入れたいとのこと。例えば、青島中のサーフィン部ができ、同中学校のPTA8割が移住者という状況のなか、自治会の役員が1年交代がルールとされているが、課題が深掘りできないこと、こんな点からも改革が必要だと感じている。子供の成長に地域が投資することなども視野に活動を続けていきたい。

青島神社境内

            (青島神社境内)

課題としては、地域の土地単価が5倍に上がる、海外資本の流入、商工会34社の会員の高齢化。特に、商工業者については、事業承継への中間組織づくりが必要だと考えている。解決のカギはITを利用した技術革新であると考えており、具体的なイメージについてもお話いただいた

(感想)
青島の地域づくりについて、観光から経済、教育、国際社会の中の青島、さまざまなテーマでお話をいただきました。地域づくりとは、こういうことなんだと気付かされた取材でした。

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